前回の記事
zl-p.hatenablog.com 前回の記事において初音ミクはヒミコではないかという説を提唱しました。すると次にクリプトン・フューチャー・メディアから発売されたVOCALOIDである鏡音リン(CV:下田麻美)は誰なのかという話になります。結論から言うと彼女はヒミコの後継者であったと言われている壱与ではないかというのが私の推論です。そう思った理由は単に鏡音リンの設定年齢が14(イヨ)歳だからというだけなのですが・・・。
鏡音リン代表作の一つに「炉心融解(メルトダウン)」という曲がありますが、福島原子力発電所事故の直後、ニコニコ動画上にあった同曲の再生数が、投稿から月日が経っていたにも関わらず急激に伸びたのは言うまでもありません。
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ところで鏡音リンは発表当初は単体でしたが、途中で鏡音レンも同ソフトに付属することが発表されました。
双子の姉弟に見えますが公式にそういう設定はありません。裏設定として「鏡に映ったもう一人の異性」というものがありますが、厳密には公式設定ではないようです。基本的に設定というのは動画を投稿するユーザーに一任されますが、これまでのところこの二人を双子の姉弟として取り扱うのが一般的な流れでした。
ついでに鏡音という苗字は恐らく3種の神器の一つである八咫鏡の「鏡」から取ったと思われます。しかし初音と巡音が草薙剣と八尺瓊勾玉に関連があるのかについては不明です。
これまで憶測と偏見によって仮説を展開してきましたが、ここからさらに話が飛躍します。お酒とおつまみでも用意して話半分で読んで頂きたいと思います。
鏡音リンとレンは私の仮説が正しければ邪馬台国のお姫様とその弟ということになりますが、似たような双子の男女が他にもいたような気がするなと思って考えていたら、スターウォーズのレイア・オーガナとルーク・スカイウォーカーのことを直観的に思い出しました。そして私には彼らが鏡音リンとレンであるように思えてしまったのです。
ところで先に私は初音ミクと鏡音リンがヒミコと壱与ではないかと推測しました。そしてこの理論で言えば、スターウォーズのパドメ・アミダラとレイア・オーガナはヒミコと壱与をモデルにしていることになります。
現存する歴史の資料(魏志倭人伝など)とスターウォーズには以下のような共通点があります。
・卑弥呼が亡くなった後に男の王が現れて国が大いに乱れたが、スターウォーズでもパドメ・アミダラが亡くなったあとにダース・シディアスが皇帝の座に就いて銀河系を恐怖で支配したため戦乱が起きた。
・戦乱があった後に倭国は新しい女王を立てて安定したが、スターウォーズでもダース・シディアスが死亡した(と思われた)あとに銀河がしばらく安定した。
しかし両者には以下のような相違点もあります。
・卑弥呼が双子の兄妹を出産したという記述はないが、パドメ・アミダラは双子の兄妹を産んでいる。
・壱与に双子の兄もしくは弟がいたという記述はないが、レイア・オーガナには双子の兄であるルーク・スカイウォーカーがいる。
・卑弥呼に弟がいたという記述があるが、パドメ・アミダラに弟がいたという設定はない。
・卑弥呼は女王を退位したという記述はないが、パドメ・アミダラは女王を退位して銀河元老院議員となっている。
・卑弥呼は年長大と記述されている通り長生きしているが、パドメ・アミダラは若くして亡くなった。
・卑弥呼は一般的に巫女として政治に関わったと考えられているが、パドメ・アミダラは政治家として政治に関わっている。
・壱余は女王となったが、レイア・オーガナは女王にはなっていない。
と、ここまで見てみるとやっぱり両者はまったく関係がないんじゃないかと思えてきますが、そもそも歴史書の記述が正確だという保証はどこにもないので、気にせず妄想を楽しむことにしましょう。